
蓮のお寺、法金剛院の写真です。
朝9時に訪問しましたが、蓮の鑑賞にはこれでも遅い時間でしょうか。特別に朝7時から拝観を受け付けていました。
法金剛院は京都駅からもほど近いJR花園駅前にあります。近くには徒歩十分程度で妙心寺があり、JR花園駅から五分程度でJR嵯峨嵐山駅に行くことができます。
花の名所として知られ、関西花の寺第一三番霊場とされます。春の枝垂れ桜、花菖蒲や初夏の紫陽花、そして今回紹介する蓮が有名です。宗派的には京都では珍しい律宗となります。
蓮は、仏教と深い結び付きのある植物です。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉がありますが、汚泥を養分としてこの美しい花が咲く様子を「悟り」の象徴と見做すのでしょうか。
朝咲いて昼頃には閉じてしまう、蓮の花の美しさは何と短く儚いことか。仏教の無常観と呼応するのでしょう。
梅雨の合間の晴天で、美しい青空を背景に取ることができました。
京都の空はいつも美しい。
ちらりと除く黄色い芽。赤ちゃんのお目芽みたいですね。花の籠に包まれています。
来年は朝7時に来ることを誓って嵐山に向かいました。