
京都も桜が開花し始めています。桜で有名な二つの神社を紹介します。
まず車折神社(くるまざきじんじゃ)です。平安時代の儒学者である清原頼業(きよはらよりなり)公を祀る神社です。芸事にご利益があるとして、多くの芸能人がお参りすることで有名です。もとは「桜の宮」と称されていましたが、後嵯峨天皇が嵐山を訪れた時、神社の前で牛車の轅が折れてしまい、ご祭神に気付かず通った非礼を詫びて、「車折」と命名したことが由来だそうです。
境内の「芸能神社」は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀ります。天照大神が天の岩戸にお隠れになったとき、演舞を披露して天照大神を外に連れ出すことに成功した女神様です。
嵐電「車折神社駅」の目の前にあります。観光名所嵐山にも近く、電車もローカルでいい感じです。桜の季節以外でも是非お参りください。
次に平野神社です。平安遷都から1200年以上の長きにわたり源氏・平氏の氏神として信仰を集めています。古くから桜の名所として知られ、苑内には約60種類、400本の桜が咲き、早くは3月後半、遅くは5月中旬までと、長い間楽しむことができます。今回は見頃の枝垂れ魁桜を撮影しました。
平野神社も嵐電「北野白梅町駅」から徒歩10分弱です。嵐山を観光、その後嵐電に乗って車折神社→平野神社を巡ることができます。平野神社の近くには北野天満宮がありますよ!