京都の桜です 円山公園、高台寺、そして清水寺
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京都東山の桜が満開です。京阪電車「祇園四条」駅から、円山公園、高台寺、二年坂、清水寺を散策しました。3km程度のコースです。

まず円山公園です。1886年(明治19年)に開設された、京都市最古の公園です。写真の通り枝垂桜が有名。「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)という品種だそうです。

公園内には明治42年に煙草王・村井吉兵衛によって建てられた迎賓館「長楽館」をそのままカフェにした「長楽館カフェ」があり、ハイティーなど楽しめます。

上は高台寺方丈前庭の枝垂桜。

高台寺は、京都市東山区にあるる臨済宗建仁寺派のお寺です。お寺のご本尊は阿弥陀如来、豊臣秀吉と北政所(ねね)を祀る霊廟でもあります。千利休が設計した傘亭や時雨亭といった茶屋は現在も残り、重要文化財に指定されています。ねねが夫秀吉の菩提を弔うために建立されたお寺と伝えられ、徳川家康が資金面で全面的な支援をしたそうです。秀吉関連の領地を没収するなど厳しい姿勢であった家康が建立に寛容であったのは、ねねの人柄に依るところが大きいとされます。

高台寺から清水寺までの間は、土産物屋などが数多く並び京都風情溢れる景観が続きますが、その中でも坂から見下ろす八坂の塔(↑)は圧巻です。
「八坂の塔(通称)」の正式名称は法観寺。臨済宗建仁寺派の寺院で、聖徳太子が592年に創建したと伝えられています。高さ46mのこの五重塔の回りには常に観光客が絶えません。

↑清水寺に続く産寧坂(さんねいざか)にかかる枝垂桜。

上は清水寺境内の三重塔。日本に存在する三重塔の中では最大級の建造物です。朱色と桜が見事なコンビネーション。
清水寺、正式には音羽山清水寺は、 北法相宗の本山で、778年(宝亀9)延鎮上人が開山し、798年(延暦17)坂上田村麻呂が創建したとされます。

↑清水の舞台。2017年2月より実施の屋根の檜皮葺き替え工事が終了。約50年ぶりに新たな檜皮に。

↑子安の塔(こやすのとう)です。先の三重塔とは別に清水寺の境内にあります。

↑清水寺からの帰路に立ち寄った辰巳大明神。芸芸能上達と商売繁盛のご利益神社として祇園に親しまれています。

↑祇園白川にかかる桜。

京都も飲食を伴う花見は禁止されています。屋台も少なめでした。

 

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