
Feel Like Making Love
from Album “One” by Bob James 1974
keyboards: Bob James
drums: Steve Gadd, Idris Muhammad
bass: Gary King
percussion: Ralph MacDonald
Bob Jamesアレンジによるブラス、ストリングス
前回はMarlena Show によるボーカル・カバーを紹介しましたが、今回はBob Jamesによるインスト・カバーです。因みに、Bob JamesはRobert Flackによるオリジナルのレコーディングにも参加したようですね。
演奏は、イントロからエンディングまでBobによるフェンダー・ローズを堪能できます。
アレンジもじんわりとしたストリングス中心で効果的、ブラスは控えめでうるさくなくGood。アコギによるバッキングがとにかくセンスよく曲全体を締めています。
これぞ70年代と呼びたいアナログな(もちろん誉め言葉です)Cross Overの名曲です。
私は、メローという言葉を聞くとこの演奏を思い出します。
本トラックが収録されているアルバム「One」は名盤の誉が高いですが、他の飛び切りの名曲を紹介します。
二曲目の In The Garden です。この曲は誰でも知っている「パッヘルベルのカノン」が原曲です。
こういうと「あのクラシックとジャズの融合ね」と思う人もいるかもしれませんが、そんな大仰さは全くない、クラシック臭さが抜けたアレンジとなっています。
あの有名なメロディーラインに沿ってBobのローズとハーモニカ(!)がアドリブを繰り広げます。
途中間奏でのスチールギターとエレキベースのソロがまた絶妙!
是非お聴きください。