【コロナ経済対策】第二次補正 やっとましになってきましたが
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少しはマシになった第二次補正 でも複雑なのは変わらず

第二次補正予算が閣議決定されたようです。歳出額が31.9兆円ということで、一次と合わせいわゆる真水が50兆円を超えてきましたまずまずといったところです。後は、歳出の内容ですかね。
あまり複雑なものにせずに、家計に一律給付するのが一番と私は思います。10万円給付の2回目をやればよいのに。

思うに、日本の経済対策はやたら複雑にしたがります。対策の過程で官僚の関与、裁量の余地が高いものを好みます。官僚の権限を高めたいのでしょう。また国民の方にも、お上に任せればうまくやってくれる、との甘え(信頼)もありますね。但し、この信頼は昨今の官僚の不祥事で地には落ちていますが。ただ、高齢者にはこの甘えが変わらず残っている気がします。

「構造改革」〜官僚には甘い汁がいっぱい

日本の経済対策については、松尾 匡 立命館大教授がわかりやすく解説してくれています。

「構造改革」重視のコロナ対策ではスカスカの格差社会を生む」
https://diamond.jp/articles/-/238318

ここで構造改革とは、成長を最重要とし、「非効率な弱者」を排除していく方向性を意味します。日本では、「主流」と呼ばれる経済学者はこの構造改革が大好きです。

「構造改革」は官僚にとても都合の良い考え方です。
 ⚫︎経済低迷を、全て民間の責任に押し付けることができる
   →お前ら民間がだらしないんだよ、政府に甘えるんじゃねー、百年早いよ
 ⚫︎産業政策を官僚が主導できる
   →優秀な俺ら官僚に任せるんだよ、会社で上級ポストを空けて待ってな
 ⚫︎官僚が大好きな「箱もの会社」を作ることができる
   →定年後はここで働いてもう一度退職金さ、贅沢だって?偉いんだから当たり前だろう

経済学者の中で世渡りがうまい輩は、構造改革を通じて官僚に近づき、覚えを良くして出世階段を上っていくわけです。官邸回りの経済学者が「構造改革主義者」ばかりなのはこういう理屈です。
因みに企業にとって「構造改革」など官僚に言われなくても必死にやっていることです。生き残るために。官僚や先生方の提案は役に立たないどころか、迷惑千万です。前の投稿を参照ください。

事業規模100兆円は見かけを大きく見せてるだけ

補正の話に戻すと、30兆円強の歳出に加え、政府系金融機関の投融資など70兆円も予算化されています。そこで「事業規模」は100兆円を超える、と大きく報道されるのですが、実際に政府の支出となるのは歳出分だけです。100兆の数字は膨らました張りぼてですので注意しましょう。
しかし、自民党の支持率が下がると、歳出額が増えますね。彼らも危機感があるのでしょう。支持率の下げが経済対策のショボさだと気づけば、出し惜しみの代表格 麻生財務相の立場が弱くなる力学です。もっともっと声をあげましょう。そしてそれは効果あるのです

これからは「財政ガー」の声に気をつけよう

それと、財政が大変だー、と騒ぐ勢力に気を付けましょう。今は叩かれないよう、ひっそりとしていますが、蠢動していますので。例えば5/26日付け日経新聞コラム(大機小機)「赤字財政下の経済対策の姿」が代表例、10万円の一律給付は経済対策ではなく「国民の不満解消策」と言い切っています。あまりに酷いコラム。。。

「将来の増税は不可避」「世界最悪の政府債務」「政府がケチなのは国民が払ってないから」と根拠のないことを断言しまくっています。一体誰なのでしょうかね。この上から目線は、官僚っぽいですね。今回いちいち反論しませんが、気持ち悪いのは日経新聞がこそこそこの種のコラムを乗せること。コロナがある程度収まったら「コロナ増税」の大キャンペーンをやりそうですからね。この新聞社は。こういったキャンペーンは徹底的に潰す必要があります。

「国の借金は将来世代へのツケ」という言葉がありますよね。何となく「そうだよな」と思っている人が多いのではないでしょうか。しかし、何の根拠もない言葉です。前の投稿を参照ください。

新聞雑誌TVなどでこの言葉を使う人がいたら、その人を(少なくとも経済に関しては)信じるのはやめましょう。文化人・芸術系の人で、無自覚にこの言葉を使う人が多い気がします。芸術の分野でいかに優れていても、経済を理解しているとは限りません(当たり前ですね)。もう騙されるのは止めましょう

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