経済学 役に立つ経済学の考え方:機会費用とサンクコスト 2022年4月28日 経済学は役に立つ知識の宝庫です。 特に日本人には苦手だけど世界的には当たり前の考え方が詰まっています。 今回は「機会費用とサンクコスト」について、説明します。 機会費用は「忘れがちだけど常に意識しておくべきコスト」、サンクコストは「常に気になるけれども意識して忘れるべきコスト」です。見事に対照的なコストの概念です。 機... narimosa019
金融・投資 行動経済学プロスペクト理論 投資に役立つメモ:行動経済学 2022年4月15日 株価決定理論として、以前の投稿でCAPM(Capital Asset Pricing Model:資本資産価格モデル)について説明しました。 CAPMは投資の本質を突いた洞察に富む理論です。基本の考え方としては全く正しいです。 しかし、仮定として「投資家は合理的に行動する」としており、この過程により幾つか説明のできない... narimosa019
経済学 物価円安インフレコア 真実の経済学:円安とインフレについて 2022年4月9日 円安で日本は負けているーとか、インフレで庶民の生活ガーとか、経済紙やテレビが騒いでいますね。そして「専門家」とやらが「日銀は金融緩和の見直しを」とか宣わっています。 そこで今回は、日本は本当にインフレなのか、円安は日本経済にマイナスなのか、冷静に整理してみます。結論は経済紙が騒いでいる内容と逆です。例によって。 最新の... narimosa019
金融・投資 円安実効為替レート実質実効為替レート 真実の経済学:為替レートについての整理 2022年4月1日 <この投稿の要旨> •「50年ぶり」の円安と騒がれているが、それは「実質実効為替レート」だけのこと •「実質実効為替レート」は為替の現場で使われない「どうでもよい」値 •「円安ガー」と騒ぐ人々は、日本のデフレ脱却を望まない確信犯 現在(2022年3月31日)円安が続いています。 日本経済新聞や東洋経済など経済誌が「円安... narimosa019